浪越指圧とは

指圧は浪越徳治郎により大正14年に創始され、現代まで広がってきました。
指圧の基本点は生理学的、解剖学的に体系づけられた活力を促すバイタルポイント(指圧点)であり、疾病の予防と治療を目的として身体の表面に定められた指圧点を手指のみによって押圧することで、ゆるやかに気持ちよく筋肉に浸透し、神経、血管、リンパ、ホルモンに作用すると60兆の細胞が活性化され、内臓の働きも促進されます。また、筋組織の活力が促され骨格筋が柔軟になる効果も期待できます。
指圧は人間の身体に本来備わっている自然治癒力の働きを促進し、乳酸や炭酸ガスなどの疲労物質を取り除き、健康を増進させます。
予防医学の観点からも定期的に指圧を受けることにより、免疫力を向上させることが大切なのです。
人体の各器官の働きをオーケストラの演奏にたとえるならば、演奏を調和させるには指揮者が必要です。その指揮が指圧操作であり健康というシンフォニーを奏でることができるのです。
浪越徳治郎の基本理念である「母ごころ」とは、すなわち母親が自分の子供に対して持つ無限の愛情のように、指圧を受けられる患者さんに対しても、「その方の母親であればどのように考え、接するか」という思いやりの気持ちで指圧を施術します。
これが「浪越指圧」なのです。
浪越指圧と生体機能
- お肌をツヤツヤに
皮膚機能を活性化させることにより、いつまでも、若く・美しいお肌を保つことが期待できます。 - 柔らかな筋肉に
筋組織を柔軟化させることにより、スポーツやアクシデント等による怪我の予防効果を高め、関節や骨格・神経の負担を軽減させます。 - 体液をサラサラに
体液(血液、組織液、リンパ液)循環を促進させることにより、老廃物を取り去り、60兆の細胞を賦活させ免疫力を高めます。 - 心をスッキリと
神経機能を調和させることにより、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを保ち、ストレスに対する強い身体をつくります。 - 体内からキレイに
内分泌の調節をすることにより、ホルモンバランスを整え、各臓器の機能を正常な働きにさせます。 - 骨格バランスを正常に
骨格を矯正することにより、きれいな姿勢を保ち、関節の運動をより円滑に、スムーズにすることができます。 - 身体をベストコンディションに
消化器系を正常化することにより、消化・吸収を高め、小腸から吸収された栄養素を血液の循環により、全身に効率よく補給させます。